昭和3年に建てられた築84年の古民家。
この家を受け継いだ施主様(42歳独身男性)は、仕事の都合もあり10数年だれも住んでいませんでした。
そのためメンテナンスなどの手もなかなか行き届かず、いたるところに劣化や風化が進み廃屋のような状況になってしまいました。
「住まいを生き返らせたい」この施主様の願いに対し私たちは考えました
お施主様は、ご兄弟・姪・甥・叔父・叔母さんらをとても大切に想い、亡くなったご両親、ご先祖様に対しても敬意を払っておられました。
その気持ちを大切にして、以前の家の趣を残しながら、もう一度、親類・縁者が集まれる居場所を作りたい。この場所をみんなのふるさとにしたいと強く思いました。
そのためには、以下の提案をいたしました。
- あちこちに昔の面影を残し、この家が持つ力強い木組みを最大限生かしたダイナミックな空間を作る。
- 外にあったトイレや、土間にあったキッチン設備を改善し、帰省した時に快適な暮らしができるようにする。
- 隙間風が入り放題だった窓は、ペアガラスのサッシに変え、耐震上必要なところには壁を増設する。
- 雨水が敷地内に垂れ流しのため土台が湿気やすいので、雨水排水を整備する。
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